『ブラックペアン』強烈キャラの“ワル”演技・二宮和也の魅力とは

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画像出典:tbs.co.jp

TBS系ドラマ「ブラックペアン」に出演中の二宮和也さんの演技に注目が集まっています。このドラマは「チームバティスタ」シリーズ(フジテレビ系)で人気を博した海堂尊さんの医療小説「新装版ブラックペアン1988」(講談社)をドラマ化した作品です。

病院が舞台のドラマなんですけど、同じ病院にいる対象的な2人の天才外科医を中心に進行していきます。心臓手術の世界的権威の外科教授(佐伯正剛)内野聖陽さん、手術の腕は超一流なのにヒラの医局員の渡海征司郎役に二宮和也さんです。

渡海は難しい手術に助手として参加して、手術が失敗しそうに成なると高額な金を執刀医に請求ます。また、そういう渡海の行動に戸惑い、自身も精神的プレッシャーを感じながら医師としてのあり方を考えて苦悩する研修医の世良雅志(竹内涼真さん)。

世良をさらに追い詰める姿などは、悪役というかチンピラというか、国民的アイドルグループ・嵐のメンバーとしてバラエティ番組でも人気のある二宮さんの「悪人ぶり」の演技が、魅力的なんです。

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 リアルすぎる演技の問題点

画像出典:aucfan.com

 

二宮さんの代表的な映画としてはクリント・イーストウッド監督の映画『硫黄島からの手紙』(06)の他にも多数ありますし、個人的には宮藤官九郎脚本のテレビドラマ『流星の絆』(08、TBS系)も面白くて一気に観た記憶があります。

ただ2010年代に入ってドラマの出演が減っていきます。単発のドラマ出演はあったものの、ノスタルジックな世界観が出すぎて、2000年代のインパクトと比べると、ちょっとありきたりな感じがしていました。

男性アイドルも30歳を越えてくると、かっこいい・かわいい路線から脱却して自身の独自路線をどう開拓していくかというのは大切な課題になっていきます。

年齢不詳の漫画家原作のドラマのキャラクラーを演じる人が多い中で、同じ様な路線で演技を続けるには、生々しい演技のインパクトが強すぎた、と言えなくもありません。

そうはいっても年相応の現代の30代男性をそのまま演じるのではなくて、年齢で「違和感」のでない”近い過去の成年”というスタンスの役回りが多かったように感じます。

そんな中で『ブラックペアン』で二宮さん演じる渡海征司郎は、俳優としての独自路線を開拓したというかステップアップしたようにも見えます。青年の持ついらだちや戸惑いをキャラクターでなくて、「医師」という役回りの中で独特の新年・美学表れています。

今後の展開が見逃せない本作ですけど、「性格に難あり」ともとれるような役柄の演技に注目したいとろこですね。

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